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駒澤零と記憶の記録

すきな音楽を紹介したり、日々の記録

polly presents「愴」@渋谷O-nest

4/14のライヴについてまとめてなかったなってことで、覚書のようなものを。

素敵な思い出はきちんと文字にしないとね。風化する前に。

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polly企画「愴」に行ってまいりました。生まれて初めて取り置き使った。プレイガイドのチケットじゃないのがほんと新鮮。なんだか小さくて可愛い。

あっ最初に一言謝っておきます。ずっと「ポリー」って読んでたけど「ポーリー」なんだね。ごめんなさい。

 

O-nestは7F→6Fと階段で移動するんだね。初めての場所で何というか、戸惑ったよ。エレベーター降りたらバーみたいになってるんだもん。あれ、ここでいいの!?って。

とはいえ、かなり綺麗なライブハウス。でも個人的にはあんまり好きじゃないかも。観客部分に段差があって、どこで観ようか迷った。タバコ臭くないのは好感高いけど!

私はZirco Tokyoが好きなんですーあそこめっちゃ落ち着く。

 

本題に入る。

バンのircleは名前も全然知らなくて完全に初見。何というかすごい、ロックだね…(ボキャ貧)前のおとなしそうな女の人がすごいノッててちょっと吃驚しちゃった。

MCの時にすごいガラガラ声だな、風邪ひいてるのかな、って思ったらもともとなんですね。そうなのか。最後のほうでやったオレンジって曲が良かった。

 

 

で、pollyですよpolly。

いやー、素敵でした。最高というか。美しさに息を呑むって感じ。

pollyを知ったのは昨年タワレコで『哀余る』を試聴して、「沈めてくれたら」が良すぎてそのままレジに持って行ったのがきっかけ。ただそれ以降ライブに足を運ぶこともなく、いつか行こう行こうと思いながらこのアルバムだけリピートしておりました。

というのも、私このアルバムで死ぬほど好きなのって「沈めてくれたら」「哀余る」の2曲だけで。だからずっと迷ってたし、過去のCDにも手を出さなかったんです。ただ1曲でもそう思わせるってことは生で観たらもっと知らない魅力に気付ける可能性もあるわけで。なんて最近は思ってます。

 

 

セトリは前述のとおり予習不足なのでちょっと自信がない。個人的なハイライトだけ書いていきます。

 

1曲目は1st EPより「hello goodbye」。しっとりと歌い上げる龍馬さん。青い照明が曲の雰囲気にマッチして綺麗だった。そして「ナイトダイビング」に続き、「ひとのよう」「堕ちていく」と2ndの曲へ。

いやあ、最高だったな。龍馬さん喋るとそんなに高い声じゃないのに、歌い始めるととんでもなく透明感が生まれるんだ。他3人のコーラスも綺麗。なぜかドラムばっかり見ていた…

あとpollyのライヴって照明の使い方が上手い。一回本当に真っ暗になって、その瞬間「ああ、この空間は音に支配されてる」って直感的に思った。こういう感覚に訴える演出は凄いな。

全体的に暗くて逆光なことが多いんだけど、 それも上手い。pollyの曲ってはっきり言って暗いじゃないですか。綺麗だけど暗くて苦しくて悲しい。だから余り見えない方が合うと思うの。

 

軽く自己紹介を交えたMCからの「哀余る」。

「僕はいつの間にか、”かなしい”という感情が、欲しくてどうしようもなくなって。それが今も続いているんだけど。今もその"かなしい"という感情が、わからないままに居ます。…哀余るという曲を。」

そこから滑らかに歌い上げるコーラス。鳥肌が立った。

哀しみって何だろう。そう考えずにはいられなかった。私は凄く気分が落ち込みやすくて、最近でこそ普通にしてるけど、前はずっと「死にたい」って感情が続いてた。それは理由のない「かなしみ」なんだろうか。どうして明るさだけでは、人は生きていけないのだろうか。でも、確かに息が詰まるもんね。憂いを帯びた美しさが私は好きだ。

そんなことを考えたのは曲が終わってからだけど、耳朶を揺らす音はとても悲しくて、苦しくて、言葉にできない感情がたくさん見えるようで、綺麗だった。

 

そこからは初めて聴く曲が続いたけど、キャッチーな中にも美しさがあって、それがこのバンドの音の魅力なのだろうな、と思った。あとMCで「ircleの時手振ってたのが羨ましい!」って言ってたのは笑った。楽しかったなあ。

 

ラストは「沈めてくれたら」。

もう、圧巻。の一言に尽きる。

この曲を聴きにここに来たのに、最後にやるってずるくないですか。美しくて悲しい夢が、全身を包み込むような時間だった。個人的にこの曲は『哀余る』を買ってからというもの一回もiPodから消したことのない、暗闇とか仄暗い感情を最も美しく昇華できる音楽だったから、それも相まって感慨深くて。身体が動かなくなった。美しい、美しすぎるよ。

 

そして余韻たっぷりのままに終了。いや、これは本当に文句なしのセトリ。

何曲かEPにもない知らない曲があった気がするんだが、昔の曲かなあ。気になる。

 

アンコールでは次回の企画「想」の会場限定CDから「刹那」を披露。メロディラインが本当に綺麗で、もろ私の好きなタイプのpollyでした。これは手に入れるしかない。授業被ってる日だから諦めてたんだけど、これは行かなくては、なんて思いました。

 

あ、MCとかうろ覚えなので、間違ってたらスイマセン。

本当に美しい夜でした。当日まで悩んでたけど、行ってよかった。