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駒澤零と記憶の記録

すきな音楽を紹介したり、日々の記録

夢のおはなし

夢を見た。
不思議な夢だったので、ちょっと文字に起こしてみる。
夢だけに展開が突飛だが、そこはご愛嬌ということで。


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西欧風の街並みを歩いている。例えるならそう、ハリーポッターのダイアゴン横丁みたいな。

路地裏の一介の店で足を止めた。
ショーケースには陶器製の小さなピエロや、猫の置物、ガラスの小瓶や真珠の飾りが置かれている。
お店の中はお香の匂いで充満していた。

何があったかはよくわからないのだけれど、なりゆきで儀式?みたいなのを受けることになって。

私と友人に、お婆さんがお茶を出してくれた。お茶だとわかったけど、味は殆どしない。
そして、左耳にピアスをあけた。あまり痛くはなかった。刺しながらお婆さんが唱える呪文のようなものが気になった。少し低い声で囁かれて、背筋がぞわりとする。言語のような、言語じゃない言葉の羅列。目が覚めてからもなんとなく覚えてるけど、あれは言葉じゃ表現できない。

そして、硬直。身体が全然動かない。
それが第一印象だった。

身体の奥が煮え滾るようで、とても苦しかった。胸から灼けていくような感じ。色んなことを思い出して耐えた。少しするとその苦しさは治まった。

お婆さんの言葉に合わせて、私は歌うように言葉を続ける。全く聞いたことのない言語に、習ったはずのない唄。でも自然と出てきた。
わたしという意識は、それを他人事のように眺めていた。声帯が揺れ、腕を振り上げるのを身体では感じるのに、まるで意識が標本みたいに、ピンで止められてしまったようだった。

そこで画面は切り替わる。わたしは小さなステージに立って、知らない歌を歌っていた。
でも視点は客席から。ステージの上にいるのは確かに私で、着ているドレスの質感も、動く身体の感覚も確かにあるのに、私はそれを客席側から眺めている。

私以外のキャストはみんな人形のようだった。陶器のようなつるんとした肌に、ベロアの服を着た人形が、その長い睫毛をぱちくりさせたりと、自由に動いている。演目の内容など、細かいところは覚えてない。

ふと私は、舞台の上の私に視点を戻したくなった。すると同じ顔をした私が赤い別珍のワンピースをはためかせながら、ステージの上の私……桃色のドレスを纏った私に近づいて、そのまま合わさった。舞台の上には呆然と立ちすくむ赤い服の私。そしてわたしはそれを客席から眺めている。
そこでわたしは悟る。
「この世界で選択された私は私じゃない」

ぷつんと意識が途切れ、画面が切り替わる。
さっきまでの光景が嘘みたいに日本的な景色。私はなぜかセーラー服を着ていて、知らない女の子達と随分レトロな町を歩いていた。

ボブカットの女の子と、他愛のない話をしながら、駄菓子屋に入る。店主も顔なじみのようだった。
後ろを歩く黒髪の少女が、フィルム写真の束を持っていた。今日現像してきたんだ、と私に笑いかける。

気づけば私達は船に乗っていた。木製の小さな小舟が運河の中を走っていく。どうやらここは島のようだ。なんとなく景色が、広島の木江遊郭に似てる気がした。人はいるけど。


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この辺で目が覚めました。
本当はこれのさらに前の中途覚醒の時見ていた夢とかあるけど、記憶が断片的すぎるので割愛。
本当、今朝は起きてからメロディが溢れてしょうがなかった。聞いたこともないクラシック。歌ったそばから忘れるんだけどね。
しかしなんだったんだ、この夢は…。